勉強がしたいのにできません。

とーむさんの質問

 

今は中学3年で来年の春に高校受験があります。難関高校を受験します。最近は勉強をしようとすると息が苦しくなって汗が出てきます。それでも勉強を続けているとなぜか涙が止まらなくて勉強になりません。勉強がしたいのにできないのです。サボりたいわけでもなくて、気持ちとしては本当に勉強をしなくちゃいけないと思ってます。

自分なりにネットで調べたところ同じような人がいました。そして、それがイップスなのではないかと思ってこちらにメールしてみました。受験まで時間もないので早くなんとか勉強ができる状態に戻したいです。良くなる方法を教えてください。

 

 

回答

 

来年の春に受験を控える中、思うように勉強ができない状況が続いているとのことなので、受験に対する焦りや不安が募っているように思います。自分の気持ちとしては“勉強をしなくては”と思っているにもかかわらず、症状が出ることで勉強ができていないわけですから、自分自身に対する葛藤もあるように思います。

 

ご自身がイップスなのではないかと思い、こちらへメールを送っていただいたわけですが、イップスとは簡単に説明すると「今までできていたことができなくなる」ことをイップスと定義されます。主にスポーツの分野で使われている言葉ではありますが、イップスはスポーツ以外にも起こりえます。

 

とーむさんは難関高校を受験されるとのことですので、これまでも勉強はされてきたように思います。それが最近になって勉強をしようとすると息が苦しくなったり、汗がでたり、さらには涙が止まらなくなるといった症状がでるようになり、以前できていた勉強ができなくなったとのことですので、今の状態をイップスと考えることもできるかもしれません。

 

イップスやなんらかの症状が現れることにも必ず意味はあります。そして、それらの症状を引き起こす原因の一つとして考えられるのが、自覚のない我慢(無意識の我慢)をしているということです。

 

とーむさんの詳しいことはわかりかねますのであくまでも憶測ではありますが、受験まで一年をきっており受験日が迫ってきていることや難関高校を受験するプレッシャーの大きさから無理をしすぎてしまったということはないでしょうか?

 

文面から察するに、ご自身の症状のことよりも勉強ができないことを心配しているように感じます。息が苦しくなって汗が出てきても勉強を続けようとしたり、今もなお、一刻も早く勉強をしようとしているのは、目標を達成させたいという気持ちが強く、ご自身にとても厳しい方だからであるように思います。

 

何か目標を達成させるためには強い気持ちを持つことは大切であり、その気持ちがエネルギーになることは間違いないと思います。そして、その強い気持ち・エネルギーがとーむさんの長所であり武器でもあると思います。

 

一方で、人間には必ず限界というものはあります。体力的なことで言えばご飯を食べなければ生きていけないですし、睡眠をとらなくては生きてはいけません。精神的なことで言うと、自分のやりたくないこと、辛いことだけでは精神のバランスも崩れやすくなります。人間にとって体力やモチベーションは有限であるということです。なにかをやり続けるうえで大切なことは、これらをふまえたうえでご自身にあったやり方、ペースを見つけることです。

 

もしかすると、汗が出たり息が苦しくなったり涙が出てくるのは、無理をしすぎているということを体が教えてくれているのかもしれません。ベストな状態で勉強をするためにも、休憩をとって頭を休める、遊ぶ時間を作り心を休める、これらを意識的に取り入れてみてはいかがでしょうか?

 

この他にも自覚のない我慢(無意識の我慢)があり症状が起こっている可能性もあります。もし悩んでいることがあれば一人で抱え込まず、信頼のできる人にまずは相談してみてはいかがでしょうか。