同じくらいの人と回ると本来の力が発揮できません。

Dツアーさんの質問

 

はじまして。私はイップスという感じではないのですが、一緒にプレイする人によって成績が変わってしまいます。ゴルフをやっているのですが自分とスコアの近い人や、同じくらいのレベルの人と一緒にラウンドを回ると本来の力が発揮できなくなってしまいます。いつもより緊張してしまい、接戦になるほど負けたくない気持ちが強くなって逆に集中することができなくなります。ドライバー、アイアン、パターに関係なくスイングするまでに時間がかかってしまいます。呼吸が止まっていることを自覚するほどです。アドバイスをお願いいたします。

 

 

回答

 

一緒にプレイされる相手によって緊張度合いが変わってしまうとのことで、特に自分と同じくらいのレベルの人とプレイされる場合に緊張感が強まるようですね。スイングするまでに時間がかかってしまうことや、呼吸が止まってしまうことから考えてみても、緊張感が強まっていることは十分に伝わってまいります。

 

ゴルフはスポーツであり、人と競い合うことが前提ですので、対戦相手を意識してしまうのは自然なことであるように思います。また接戦になるほど負けたくない気持ちが強まるのも自然なことであるように思います。これらは感情によるものですが、人間である以上、感情の乱れや邪念といったものは大なり小なり誰でもあるので、相手を気にすることは悪いことではありません。

 

Dツアーさんはスコアの近い人と一緒にラウンドを回ったり、接戦になるほど緊張感が高まるということは、18ホールの総スコアのみで競っているようにも感じます。18ホールの総スコアを常に意識していれば1ホールごとで切り替えることは難しくなりますし、やはり自分と同じくらいの人の成績も常に気になってしまうので、流れによっては緊張感もかなり強まるのではないかと思います。

 

できるだけ流れに左右されないようする、1ホールごとに切り替えができるようにするためにも、まずは18ホールの総スコアで勝負するのではなく1ホールごとに勝負してみてはいかがでしょうか? 文面から察するにDツアーさんは負けず嫌いな方であるようにも感じますが、ゴルフにおいて相手と競い合えるものはスコアに限られたことではないと思います。1打にいかに集中できたのか、1打ごとにいかに良い状態で取り組めたか、といった精神面で競いあえるのもゴルフだと思います。結果ではなく、一打における状態の良さを勝負の基準にしてみるのも良いかもしれません。

 

また緊張している状態が集中できない状態というわけではありません。緊張が集中状態に影響を与えることはありますが、緊張をしていても集中することは可能ですし、思いを持ってプレイされる以上、ある程度の緊張は必ず存在します。問題は、いかに緊張しないようにするのか、ではなく、緊張状態の中でいかに集中するのかということです。

 

そして緊張状態の中で集中するためにも、まずは緊張そのものを受け容れることが大切です。緊張を受け容れることができると、緊張状態に対する動揺がなくなるので、緊張していても自分のやるべきことに集中しやすくなります。また無理に緊張をなくそうとしなくなることで、気持ちや心にもゆとりが生まれやすくなります。

 

自分の気持ちや緊張を受け容れることを意識して、競い方や競うモノの考え方を少し変えてみてはいかがでしょうか?