職場で声が出ません。

Taniさんの質問

相談させていただきます。1年前くらいから職場で声が出なくなることが多くなってきました。前まではしゃべろうとした瞬時に声を出すことが出来ていました。今はお客様との電話対応時や上司と話すときにぐっと止まってしまいます。言葉が出なくて怒られたこともあり、そのせいで電話に出るのも怖くなっています。病院にも行ってみましたがどこにも異常はないと言われました。発声の仕方や呼吸法なども学び、リハビリもしていましたが日常生活では普通に話せているのに職場ではあまりよくなっておりません。心療内科もいくつか紹介されましたが、症状について自分なりに調べてみたところイップスという言葉を知り、こちらにたどり着きました。これはイップスなのでしょうか?アドバイスもできたらお願いします。

 

 

回答

 

Taniさんは職場で声が出なくなることが多いようですね。声が出ないことで怒られたこともあり、今では電話に出ることに恐怖心があるとのことですので、精神的な疲労も蓄積しているのではないかとお察しします。

 

病院で検査を行い、リハビリも行っていたとのことですが、それでも職場ではよくなっていないとのことですので、原因がわからない不安などもあったかと思います。Taniさんの症状がイップスであるのか?という質問についてですが、現時点ではイップスの定義は抽象的であり、症状も幅広いことから診断をするのは難しいのですが、イップスというのは簡単に説明すると出来ていたことが出来なくなることです。

 

Taniさんの場合、職場にいる時に限定して声が出ないということなので、ある特定の状況や場面になると出来ていたことが出来なくなってしまうのだと思います。こういった点から考えると、イップスの症状といえるのかもしれません。

 

先ほど説明したようにイップスの症状は幅広く人によって様々です。症状を改善するためにはまずはご自身がどういった状況だと症状があらわれるのか、どういった感情に陥るのかといったことを知ることが大切です。

 

Taniさんの声が出づらくなったのは1年前とのことでしたが、ご自身で思い返してみた時にその頃にきっかけとなるような出来事など、なにか思い当たることはなかったでしょうか?強く反省するような出来事があったり、恐怖を感じた出来事などがあれば、それが改善をするうえでのヒントになるかもしれません。

 

またお客様との電話対応時や上司と話すときに症状が現れるとのことなので、「丁寧な対応しなければいけない。」「失礼のない対応をしなければいけない。」といった思いが強いということも考えられます。「~しなければいけない」という観念が極端に強いと「失敗してはいけない」という思いも強まりますので、ご自身に余裕が持てず強い緊張感が発生することもあります。

 

Taniさんの詳しい内容はわかりかねますのであくまでも憶測ではありますが、職場で声が出しづらいことや、言葉が出なくて怒られたことなどから察するに、お客様や上司との向き合い方に無理がかかっているようにも思えます。向き合い方に無理がかかるというのは、相手に対し謙遜しすぎているといったようなことです。

 

自分が謙遜しすぎているのかどうかは、なかなか一人では気が付けないものなので、そういった意味でもまずは今のご自身の現状や悩みを誰かに相談してみることからはじめてみてはいかがでしょうか?

 

相談をすることが直接に症状の改善につながるとは限りませんが、そうすることで自分の考え方の癖などを知ることができます。また他の人の意見を聞くことで物事を客観的に捉えることもできますし、自分の思っていることを吐き出すことはストレスの解消にもつながります。

 

心療内科をすすめられたとのことですので、もしかすると精神的にも肉体的にも疲れている可能性もあります。無理をすることに慣れると、無理をしていることに気が付けないこともあります。悩みを誰かに相談することに加え、休息をとることも同時に心がけてみてはいかがでしょうか。